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災害とシェアハウス

|社長コラム
新年のご挨拶もままならぬうちに、ここ富山では2024年元旦、観測史上最大規模の地震に見舞われました。

私自身は家族と一緒に車で滋賀県に向かっていた最中だったため、車の中での出来事で家族共ども無事でした。

その後は交通状況を見ながら、翌日に富山へとんぼ返りとなったわけですが、
地震が起きた元旦当日は夜まで各物件のシェアメイトたちと安否確認と避難状況の確認に追われていました。

実際、海に近い物件でも大きな津波は来ず、どの物件も食器の割れなどはあったものの、大きな被害はなくシェアメイトたちも全員無事が確認できました。

今回の震災では、ちょうど昨年末に富山へ移住してきたばかりのシェアメイトたちもたくさん居ました。

そのほとんどが富山に親戚や友人も全くいない状況で移住してきたシェアメイトたちです。

中でも、海に近くの物件に住むシェアメイトたちは、一刻も早く遠くへ避難を余儀なくされ、その夜は帰ることができずにいました。

バラバラに避難して車の中で途方に暮れていたメンバーもいました。

そんなメンバーも合流して、その夜は弊社の運営する民泊施設を緊急開放し、皆で身を寄せ合って過ごしました。

他のシェアハウスでも、余震が続くなかリビングで集まって夜を過ごしたようです。

これがもし、単身アパートでの一人暮らしだった場合、本当に心細かったと思います。

集まって暮らすことのメリットを、災害で実感した部分が少なからずありました。

能登から富山方面へ避難してくる被災者の方々も今後たくさんいるかと思います。

そしてそんな時にも、家具家電が揃いほぼ手ぶらでも入居ができるシェアハウスという形態が誰かの役にたつ可能性があります。

たくさんの方々が一丸となって災害救助・支援活動を行っている中、弊社でも今私たちができる形での住まいの支援をしてきたいと思います。

今回被害に遭われた被災者の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。



シェアライフ富山代表  姫野泰尚


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