こんにちは。元シェアメイトのしおりんです。
富山市内のシェアハウスで約2年暮らした後、現在は能登島の古民家に暮らしています。今でも月に1~2回は顔を出して、ただゴロゴロしたり飲み会したり、シェアハウスでの繋がりは続いています。
これから元シェアメイトの立場から、シェアハウスでの暮らしのあれこれをお伝えしていきます。
基本はバラバラ?シェアハウスのごはん事情
シェアハウスに暮らし始める前、不安だったことの一つはごはん事情。
「ごはんはみんなで食べるの?そしたら食費は?」
「バラバラに作ると、キッチンが混みそう」
毎日のことだからこそ、どんな感じなのか気になりますよね。
シェアメイトの属性はいろいろ。
・会社員
・学生
・フリーランス
・アルバイト
などなど。
属性が違うと、生活リズムも食事のタイミングも違います。
なのでごはんの用意も、基本的にはみんなバラバラ。自炊する人もいれば、スーパーでお惣菜を買う人や外食が多い人もいます。
でもリビングで食べてると誰かしら帰ってきて、同じ空間で食事することは日常茶飯事。
テレビ観ながらお喋りして、たまにお裾分けしたりされたり。一人分のごはんでも、一人暮らしのときとは全く違います。
食べるものは違っても「誰かと食べるおいしさ」を味わえるのは、シェアハウスならではの醍醐味ではないでしょうか。
一緒に食べることも。シェアハウスならではのお楽しみ
タイミングや気分が合えば、みんなでワイワイ食べることも多いです。
仕事が早く終わる日は「ラーメン食べに行かん?」と聞いてみたり。職場や実家からもらった食材をシェアして何か作ったり。
シェアハウスならではのごはんの楽しみ方もたくさんありました。
現地集合・現地解散の朝ごはん
たまに「明日の朝はしっかり食べたい!」と意見が一致したら、仕事の前に朝ごはんを食べに行くこともありました。
よく行ったのは富山駅前の「立山そば」、掛尾の「やよい軒」、朝マックの気分のときも。私のお気に入りは断トツで富山中央卸売市場の中にある「レストラン中央」さん!
職場はバラバラなので、同じ家からそれぞれの車で出発し、お店で現地集合。みんなで朝ごはんを食べて、仕事に向かうのが定番の流れでした。
友達と朝から会うことって滅多にないけど、同じ家で暮らすシェアメイトとなら気軽に約束できます。
ただ外で朝ごはんを食べるだけでなんだか特別な1日になる気がして、とても楽しかった思い出です。
いきなり開催される〇〇パーティー
シェアハウスで暮らし始めて、「パーティー」という言葉を口にすることが一気に増えました。
パーティーと聞くと、しっかり準備して、大人数でワイワイ賑やかに集まる図をイメージする方も多いかもしれません。けれどシェアハウスでよく言うパーティーは、そんな大げさなものではないんです。
ただシェアメイトが集まって、一緒に何か作って食べるだけで「パーティー」と呼んでいました。
ただ作って食べるだけだけど、
などなど……。
餃子パーティーに至っては自分で包むわけでもなく、ただの冷凍餃子を焼くだけ!
ただ1人1品持ち寄るだけの「持ち寄りパーティー」なんてものもありました。
ふつうのごはんをみんなでシェアするだけでパーティーになる。パーティーと呼んでいいのか分からないくらいのお手軽さだけど、その響きだけで楽しい気分になれます。
お気に入りのお店もシェア?休日の外食
リビングでゴロゴロする日曜日の昼間。「お腹減った~」「どこか食べに行く?」と自然な流れで外食することもよくあります。
同じ町の同じ家に暮らしていても、趣味嗜好が違えばアンテナも違うもの。「近くなのに知らなかった!」というお店をシェアメイトから教えてもらうことも多いです。
自然とお気に入りのお店もシェアしてて、「みんなが好きなお店」になっていくのも面白いところ。カツ丼といえばここ、クレープといえばここ、居酒屋はここ……といったように定番のお店が決まっていきます。
「誰かと食べる」が気軽にできるシェアハウスの特権
同じシェアハウスで暮らしていても、ひとりで食べたい人もいれば、みんなで食べたい人もいます。その日の気分によっても違うので、無理強いすることはありません。
けれど「誰かと食べる」という選択肢を気軽に選べるのは、シェアハウスの特権かなと思います。
わざわざ約束しなくても、外食しなくても、家に帰れば誰かいる。
同じ空間でご飯を食べたり、みんなで作ったり、外食したり……
なんてことない平日の夜でも楽しみが増えるシェアハウスのごはん事情、ぜひ楽しんでみてください。